1983年11月6日 富士スピードウェイ 雨→曇 第28回モータサイクルクラブマンレース

スーパー ジュニアクラス



朝のライダーズミーティング


仁和選手、山田選手、上原選手、五十嵐選手、平賀選手




山田選手 ウイニングランを終了した所です









山田選手、上原選手、ワンツーフィニッシュおめでとう


山田選手:チームモトピット スズキ GS1000ヨシムラ仕様
上原選手:チーム
モトピット スズキ GS750











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雨上がりのコンディションで勝敗を分けたのはタイヤ選択 だった。スーパークラスがスタートする前から、雨はあがっていた、しかしストレートエンドでは水しぶきが上がる程の水溜があった、それを見ていた各チーム はレインタイヤを選んだ。しかし富士で重要なのは、最終コーナー、300R、260R、100R、タイムに影響の大きい所は殆んど見えていない、「タイヤ どうする?」、「裏だ、最終コーナーと300Rが決め手だと思う」、「そうだな、よし俺が確認してくる」と芳照が動いた、「殆んど乾いてる」、「よしス リックだ」。慌ただしくタイヤを準備しピットロードへと向かう。
アマチュアのレースでタイヤ交換は大変だ、時間に余裕があればダンロップサービス に甘えることも可能だが大抵は余裕がなく自分達で交換する。耳落とし、タイヤレバー、手押し空気入れ、チューブレス、車体への脱着、手作業でやるのは結構 大変だ。だからタイヤ選択の直前はタイヤをはずした状態をキープしていた。あとは選んだタイヤを組み付けるだけにしておいた方が時間見積りが正確である。
ピットロードに並んでみると、スリックを付けているチームは他にない、一見すると俺たちがアホに見える。でも心の中で小さくガッツポーズ「よっしゃ」と思った。ストレートエンドのブレーキングは無理せず、焦らずに走ったら見事ワンツー
フィニッシュであった。