クルーガー ハイブリッド にオートクルーズコントローラ取付(後付け)成功

「3-drive・AC」

取り付けた装置は、株式会社ピボットの「3-drive・AC」と言う製品です。

クルーガHVは、オートクルーズのオプション設定が最初からありません。購入時に悩んだんですがアクセル出力電圧の制御であれば自作でも何とかなるんじゃないかと思い、購入しました。

日経エレクトロニクスのおまけで目的の制御を行えそうなキットが付属していた時には、アセンブラを組んで本気で自作を考えていました。実際に作業を始めてみると車速パルスの仕様を調査したりブレーキやバックギャとの連動、通常走行時との切り替えなどで結構悩みました。そんな時ちょっと考えてみたんです、自作できそうなレベルなら既に市販されてるんじゃないかと…って色々と検索してみると、ありました。高機能で高価なものから最低限の機能で安価なものまで、色々と出てますね。

自分なりに最低限の機能と価格を考慮して、今回選んだのがこの機種でした。

株式会社ピボットにメイルで対応車種を確認してみたら、クルーガーHVへの搭載実績情報がありませんでした。しかし、「プリウスなどへの搭載実績があり車速パルスを配線できれば問題無く動作します」との回答をもらったので、通販で購入し自分で取り付けました。

本体の他に、アクセルハーネス「1A」[TH-1A]とブレーキハーネス「BR-2」を使用、送料も含めた合計金額は¥20686ーでした。ブレーキハーネス無しで直配線でも良かったんですが、何らかの理由で取り外す必要が発生した時に即取り外せる事もあり得ると思いブレーキハーネスも含めて購入しました。

クルーガーHV購入時に整備書も購入しておいたので、車速パルスをどこから取るのが一番良いのか探しました。私が利用したのは、メーター裏側の車速パルス出力から取り出すことにしました。

車速パルス出力は、A6の端子です。A6端子から配線を取り出しておきます。

メーター裏側のコネクタを見つけるまでに10分ぐらいでしょうか、以外と簡単に見つけることが出来ました。昔の車と違って今の車はインパネばらすのにネジ数本で良いんですね!驚いているうちにメーターもすぐに外せました。

数日後に注文しておいた「3-drive・AC」が届いたので、早速取り付けました。車速パルスは予め配線をしておいたので取付は15分程度で済みました。車速パルス以外は購入したハーネスを取り付けてコネクタを接続するだけなので初めてでも簡単に取り付けることが出来ます。

取り付け後は、取説に従って初期設定を行います。

初期設定が済んだら実際に試運転をしてみます。まずはスロットルコントロールですが、Ec1で走ってみると、ノーマルより少し鈍感になっているのが解かります。Ec2→Ec3→Ec4→Ec5と順番に試してみると、自分の好みはEc3〜Ec5であることが解かりました。SP1〜SP7は元々使う予定無いので試していません。

ノーマルのアクセルは、ブレーキとの位置関係でも不満があり自分でポジションを修正していました。ブレーキはより手前にして、アクセルは奥になるよう位置関係を修正しています。それでもアクセル位置が手前過ぎて乗りづらかったので、Ec3〜Ec5の設定は大変乗りやすいです。

次にオートクルーズです。一般道で試したので60Km位で巡行しボタンを押してみると…いきなり1秒間ほど急激な加速をし、その後減速してから速度が安定しました。ボタンを押す際にアクセルOFFにしておくとこの急激な加速はありません。この時の設定は、Ec5+L-1でした。

オートクルーズON状態のまま、オートクルーズレベルをL-1→L-2→L-3と試してみると、L-1が一番落ち着いて走れます。L-2以上を使用すると、パワーメーターがふらつく様子が確認できます。いかにも燃費悪そうなので、L-1を使用しています。

その後何度かオートクルーズを試していると、Ec3+L-1ではボタンを押した直後の1秒間加速が少ないことが解かりました。Ec1ではさらに少なくなります。アクセルOFFではEc1-5のどのモードでも急加速現象は発生しません。現象から想像すると、アクセル開度を継承してオートクルーズ出力電圧を決めているように思えます、出力電圧を継承してオートクルーズ出力電圧を決めればこのような現象はでないと思われます。ソフト関係の仕事をしている私としては、ソフト制御がちょっとタコですね!と言いたい。

オートクルーズへの切替時に多少の不満はありますが、全体的には満足ですね。Ec3〜Ec5を使用しているとノーマルよりも燃費が良いです。バッテリーでの巡行数も増えました。

ノーマルのあの敏感な設定がマイルドになった事で右足の疲れも減ります。特に路面が荒れている所を走行する際にエンジンが始動しないよう右足首の角度を固定する必要が殆ど無くなるので、右足へのストレス解消にも大きく貢献しています。このストレス解消は、ハイブリッドカーでバッテリー走行を意識している方にしか理解できないと思いますが、ハイブリッドカーでの重要な項目です。安定してバッテリー走行できる事は、アクセルコントローラとして十分な性能を発揮していると思います。

クルーガ ハイブリッドでオートクルーズコントロールを諦めていた方も後付けで取り付けられますので是非試してください。DIYしましょう

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5 Comments

  • 福永 秀隆 より:

     クルーガ ハイブリッドにオートクルーズコントロール取付の記述、大変興味を持って拝読いたしました。
     私もクルーガ ハイブリッドに乗っており、全国の「道の駅」巡りに挑戦中で、かねてより、オートクルーズコントロールが欲しいと思っていましたが、メーカーオプションも無く諦めていました、処が貴殿の前記記述を拝読し、私も取り付けたいと考えますが、素人がいざ取付と成りますと、どこから手を付ければいいのか解りません、インパネの外し方と、車速パルスの取り出し方の手順等なるべく詳しく、それと取付完了後バッテリーを再接続した時に、初期設定が必要な箇所を、ご教示お願いします。
     大変お忙しい処、お手数をお掛けしますが、何卒よろしくお願いします。

    • scoop より:

      ご覧いただき有り難うございます。

      この取付は、整備の経験と電気配線経験が無ければお薦めできません。車速パルスを純正のコネクタから分岐処理するのですが、配線が細く被覆をはがすのも非常に難しいです。
      失敗すれば線材を切断しまうことになり、ディーラーに修復を依頼するとハーネスの取り替えなどという事態にもなり兼ねません。ですので経験の無い方は手を出さない方が良いかと思います。

      どうしても自分でDIYしたいのですか?

      • 福永 秀隆 より:

         お忙しい処、早速の返信ありがとうございます。
         当方は多少の整備経験が有ると思っています(ユーザー車検の整備程度)が電気関係はあまり自信ありません、どの程度の電気配線作業か解りませんが、一度インパネを開けて、配線を見て、手を付けるかどうか判断したいのですが・・・・。
         とりあえずインパネの外し方をご教示願えませんか、大方の外し方は、考えているのですが、何分目立つ箇所ですからキズを付けたく無いので、よろしくお願いします、大変勝手なお願いですがよろしくお願いします。
         大晦日に申し訳ありません、良いお年をお迎えください。

        • scoop より:

          インパネをばらすのは自力でお願いいたします。

          整備経験があるのなら、以下の図を参照してA6端子を確認してください。
          メーター裏側には2つの大きなコネクタがあります。以下の図と照らし合わせながら、A6端子から分岐線を取り出すことができれば、どんなコントローラでも取付が出来るかと思います。

          http://uehara.dynalias.com/wordpress/wp-content/uploads/2010/12/e230d77063fcdf3a5e9184127d1ef416.jpg

          分岐を取り出す際に以下の事を気を付けてください。

          ・静電気に気を付けてください。静電気を発生させる素材を避けた物を着る。初心者はアースバンドを付ける
          ・配線が細いので、力を入れて引っ張らない、被覆を剥がす際に芯線を傷めないように気を付けてください。ストリッパーを使うかカッターを使うか自分の技量に併せて工具を使用してください。
          ・A6端子であることを念入りに確認してください。以下の接続を参考にコネクタが空いている位置と実際のコネクタが合っているかどうかを確認し、配線しようとしている端子がA6であることを再確認してください。

          http://uehara.dynalias.com/wordpress/wp-content/uploads/2010/12/68fbbc894809741327da29cf4568058a.jpg

          ・確実にA6端子を特定できたら、分岐配線を行います。半田付けで行うか、圧着で行うか、自分の技量に合った方法を選びます。
           間違っても安易な分岐用のコネクタ等を使わないことが重要です。挟み込んで分岐を安易にするコネクタが売られていますが接触不良の要因になりますし、芯線を傷める場合もあるので絶対に使用しない。私は半田付けで処理しました。
           分岐配線がだせたら絶縁処理を行います。結束テープやヒシチューブで確実な絶縁を行います。
          ・取り出した車速パルスの配線は、振動等で擦れないようにしっかりと固定する。タイラップなどを利用して邪魔にならないよう処理します。

           後は、購入したコントローラの取説に従って、アクセルやブレーキのコネクタを純正のコネクタと入れ替えるだけです。
           初期化といっているのは、コントローラの初期化ですので取説に従ってコントローラを操作します。

          DIYは、人それぞれで、向き不向きがあるかと思います。インパネばらすことが出来ないならばDIYを諦めてショップに持ち込むことをお薦めします。壊してからではその代償が大きすぎると思います。
          上記の資料をショップに持ち込めば、まともなショップであれば取り付けてくれるはずです。
          近県(こちらは埼玉県です)の方であれば直接教えてあげられるのですが…

          • 福永 秀隆 より:

             あけましておめでとうございます。
             新年早々のご教示、大変ありがとうございます。
             早速、正月明けにでも慎重に、大きく失敗しないように挑戦してみます、ダメと思ったら直ぐにショップに行きます。
             当方は兵庫県ですので、残念ですが直接教示いただくのは無理です、本当に親切に教示戴きまして、ありがとうございます、また報告させていただきます。

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